Recommend

【C-POPとは】CPOPマニアが語る中国語音楽の魅力と歌詞の深み

近年、J-POPではなくK-POPがアジア圏で絶大な人気となっていますが、C-POPというジャンルがあることを皆さんはご存知でしょうか?
今回は、そもそもC-POPとは何なのか?そして、その魅力についてCPOPマニアが語ります。

C-POPとは?

C-POP(シー・ポップ)とは、Chinese Popsの略で、中華圏(中国や台湾をはじめ、シンガポールなどの東南アジアも含む)における大衆音楽の総称です。

J-POPが日本のポピュラー音楽、K-POPが韓国のポピュラー音楽、C-POPが中華圏のポピュラー音楽だと認識していただくのが分かりやすいと思います。ただ、ここで注意が必要なのは、決して、中国だけのポピュラー音楽ではないということです。C-POPには、中国のみならず、台湾・マレーシア・シンガポールなどのポピュラー音楽も含まれているのが一般的な解釈です。

そして、その多くの曲が普通話・北京語(標準中国語)、もしくは広東語で歌われています。広東語の場合は、大半の曲は香港発ですが、広州などでも広東語ソングは根強い人気があります。広東語ソングはCanto(nese) Popsと呼ばれることもあります。

他にも、中華圏におけるロックミュージックをC-ROCKと呼ぶこともあります。

C-POPの4カテゴリー

C-POPを分類する際、一般的に中国系(大陸系)・台湾系・香港系・その他の4カテゴリーに分けられることが多いです。

※その他は、シンガポールやマレーシアをはじめ、アメリカやカナダ、オーストラリアなどの諸外国で生活を営んでいる華僑などが含まれています。

大陸系・・・普通話・北京語(標準中国語)がメイン
台湾系・・・普通話・北京語(標準中国語)及び台湾語(閩南語)がメイン
香港系・・・広東語がメイン
その他・・・普通話・北京語(標準中国語)がメイン

C-POPの市場規模

C-POPの市場規模は、あくまでも推測での数字ですが、少なく見積もっても、2021年時点で、4,000億元(約6.8兆円)以上の規模になると言われています。
2017年にByteDanceが提供を始めた動画サービス「抖音(TikTok)」も、市場規模拡大に大きく寄与しています。

中国本土および中国本土以外の華僑・華人人口の合計は、15億人程度(内訳としては中国本土:約14億人、華僑・華人:約1億人)であり、世界人口の約5分の1にあたります。

日本貿易振興機構(ジェトロ)が2018年に発表している「中国の音楽市場調査」によると、下記のように記されています。※C-POPを含む中国国内の音楽市場についてです。

「2016年の中国の音楽産業規模は3,253.22億元。前年比7.79%増。産業連動や新たなビジネスモデルの創出により消費を刺激し、中国音楽産業は新時代を迎えつつある。」

引用:日本貿易振興機構(JETRO)「中国の音楽市場調査」

中国の音楽市場の大きさが分かる一例として、中国のインターネット大手Tencentがよく挙げられます。Tencenetは現在、世界で4番目に多くのユーザーを抱える音楽ストリーミングサービスTencent Music(QQ Music、Kugou Music、Kuwo Music、We Sing)を有しており、Spotifyの3億4500万人(2021年2月のデータ)に対して、合計8億人以上のユーザーを抱えています。

Spotifyでも世界のマーケットリーダー感がすごいのに、その二倍以上のユーザーを抱えていることを想像していただけたら、その凄さが分かると思います!

上記はあくまでも中国国内の市場に関するデータですが、C-POPは、中国のみならず、台湾・マレーシア・シンガポールなどの国も含めるので、そう考えるとC-POPの市場規模はとてつもなく大きいことが分かるかと思います。

C-POPが日本で流行らない理由

C-POPが日本で流行らない理由は明白です。

それは、中国をはじめとする中華圏の市場規模が大きいからです。

中華圏で15億人もの市場があるのに、日本の約1.3億人の市場に目が向かないのは当たり前の話ですよね?

話が少し逸れますが、近年、五月天(Mayday)や宇宙人(Cosmos People)などは、時間も手間もかかる日本マーケットを敢えて開拓するにことによって、差別化を図っています。直近で言うと、买辣椒也用券も日本語版Twitterを開設するなど、日本マーケットに進出しようとする意図が見えます。

繰り返しになりますが、中国の音楽市場は、日本の小さい市場に基本的には関心がないので、日本でCPOPが流行ることはないのです。

あくまでも人口ベースでのマーケットの話をしています。年齢層別とかに分けて考えてはいませんのでご了承ください。

中国語音楽(C-POP)の魅力と歌詞の深さ

CPOPマニアが中国語音楽に魅了され続けている理由は、大きく2つあります。

①歌詞に秘められた漢字の美と深さ

中国には5000年もの歴史があり、多くの人々が中国文学からインスピレーションを受けています。そうした中で、中国語の漢字一文字毎に秘められた言葉の意味合いはとても深く美しいです。また、日本語では表現するのが難しい繊細な感情・想い・情景などを深く表現することができます。漢文にハマる日本人と同じような感覚です。

②中国楽器が奏でる音の美

中国楽器である古箏(こそう)、古琴(こきん)、二胡(にこ)、三弦(さんしぇん)、琵琶(ぴぱ)などが奏でる音色の美は、人の気持ちをゆったりとさせ、また、落ち着きを与えます。

実際、CPOPマニアが中国語の歌に恋をしたのは、周杰倫(ジェイ・チョウ)の歌うヒットソング「青花瓷」を聴いてからです。

おすすめのC-POPソング

CPOPソングを全く聴いたことがないという方のために、おすすめの記事をいくつか紹介しておきます。

【まとめ】中国語の歌 CPOPおすすめ・人気20選〜初心者向け〜
↑中国音楽初心者の方向けに、中華圏での定番ソングをまとめた記事です。

【2021年】TikTokで話題のおすすめ・人気曲20選〜中国語の歌〜
↑CPOPに知名度アップの火付け役であるTikTokで話題となった曲をまとめた記事です。

CPOPマニアが選ぶ中国語の歌【おすすめ20曲】
↑毎日8時間はCPOPを聴くCPOPマニアが自信を持っておすすめする曲をまとめた記事です。

最後に

今回は、C-POPとは何なのか?というところから、C-POPの魅力までをざっくばらんに紹介しましたが、如何でしたか?
この記事が少しでも参考になっていると幸いです。